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放送日は2015年2月9日、特集では上田が研究・開発しているマーカレスAR(Augmented Reality: 拡張現実)を活用した「食品仮装システム」について詳細に触れていただきました。このシステムは、視覚と味覚のクロスモーダル効果を生み出すもので、特に食品に対する新しいアプローチとして大変な注目を集めています。

マーカレスARは、特定のマーカーを必要とせず、カメラで撮影された画像から物体領域を抽出し、その領域に仮想の情報を重畳するという技術です。そして我々が開発した「食品仮装システム」は、このマーカレスARを食品領域に適用し、食品の色や輝度の変換を定量的に操作することで、元の食品とは異なるテクスチャを表示することが可能となります。これにより、生鮮食品等マーカーをつけることが難しい食品に対しても、仮装した食品テクスチャを重畳することが可能となるのです。

フジテレビの「スーパーニュース」にて、我々の開発した「食品仮装システム」が特集されたことは、その技術の持つ可能性と革新性を認められた証と捉えております。

当社は、このような技術開発を通じて、社会に新たな価値を提供してまいります。今後とも、更なる発展にご期待いただけますようお願い申し上げます